スケートボードは、1940年代のカリフォルニアで木の板に鉄製の車輪をつけて滑った遊びが起源と言われています。
日本には1960年代の後半にサーファー達のトレーニング道具として持ち込まれ、当時はスケートボードという名ではなく、ローラーサーフィンやサーフローラーと呼ばれていました。
アメリカでは、1974年に南カルフォルニアの熱心なスケートボードフリークの経営するメーカーが、ウレタンのウィールの開発に成功。これがきっかけで大ブームが起こり始めます。
それまでの鉄製や木製のウィールに比べ、耐久性がありスムーズで速いウィールは、スケートボードのその他のパーツやアクセサリーをも急激に進化させました。
ボードは短いもので18インチ、長いものでは42インチと多種になり、それに合わせたトラックも開発が進みました。
ウレタンウィール登場の2年後には、スケートボードはよりパーソナルなものになっていき、乗り手のスタイルや滑るエリアに合わせたセッティングが可能となり、ブームと衰退を繰り返しながら現在に至っています。